栃木/茨城県境 石尊山(420.8m) 2015年2月21日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 15:26 車道−−15:32 斜面取付−−16:01 石尊山−−16:21 車道

場所栃木県大田原市(旧黒羽町)/茨城県久慈郡大子町
年月日2015年1月21日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場車道脇に駐車
登山道の有無無し
籔の有無極一部に笹、刺付き灌木あり
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント西側から最短距離で登る。利用した尾根の北側は伐採され日当たりが良くなったせいか、一部に笹藪、低い刺付き潅木藪あり。深い植林中では藪皆無。山頂も植林で展望無し




西側の石畑集落より歩きだす ここから斜面に取り付く
なだらかな植林を進む 北に林道が見えたので出てみたが谷沿いに進むよう
林道から斜面に戻る 尾根に乗る
北側斜面は広く伐採されている 笹区間は短い
県境まで伐採地が続く 内部が黒焦げになったカヤの木。落雷?
県境尾根に乗る。相変わらず道無し 石尊山山頂
3D標識 地面に置いてあった標識
20年近く前の物とは思えない良好な状態 これは新しそうな標識
往路の尾根を戻る 最後は墓地に出た


 石尊山は栃木/茨城県境の山で地形図を見る限りは登山道はない。車でのアプローチを考えると西側の石畑集落から出発するのが一番楽なコースだろう。山頂のすぐ北側から西に落ちる尾根が集落に達していてそこそこ太い尾根なので歩きやすそうだ。

 民家が点在する石畑集落の県道の路肩が広くなった部分に駐車。ここなら通行する車の迷惑にはならないだろう。こんな人家が近い場所で登山道がない場所に入っていくのもちょっと気が引ける。

 道路から一段高くなった開けた場所を横断し、墓地から植林帯に入る。まだ尾根形状になっておらず広い緩斜面を進むと左手(北側)にガードレールを発見。地形図に記載されていない林道があるらしい。使えるような使ってみようと考えて林道に出てみたが、すぐ先で左カーブして谷を挟んだ北側の尾根の方に移ってしまうらしい。そちらからも登れるが、山頂までの距離が長くなるので当初計画の尾根に戻ることにした。林道のカーブから尾根に取り付いたが結構な斜度に潅木藪で、もう少し下から取り付いた方が良かった。

 尾根に出ると日当たりの悪い植林帯で藪は解消、快調に進む。地形図では読取れない微小ピークを越えて進んでいくと地形図で読める310m峰を越える。ここは尾根直上は少し藪っぽい感じで左を巻いた。

 さらに進むと尾根の北側斜面が広く伐採された場所に到着。この先は県境まで伐採帯が続くようだ。谷を挟んだ北側の尾根の南斜面も同様に伐採されていた。さきほどの林道はこの伐採地への道だったようだ。伐採で日当たりが良くなった影響か、距離にして50mくらいの区間で笹藪出現。しかし尾根直上には獣道だか踏跡があって笹を掻き分けるのは容易だった。

 笹が終わると今度は細く低い刺付き潅木のお出まし。これは日当たりがいい場所でないと生えないタイプの木だ。それほど密度は高くないが尾根上を広く薄く覆っているので足に触れないで歩くのは難しい。ジャージだと風通しもいいし「刺通し」もいいのでズボンの上から刺の擦り傷が足のあちこちに付いてしまった。

 尾根の途中で内部が腐食して外側の皮だけになったカヤの木が登場。腐食した内部が黒く焦げていた。周囲の木は焦げていないので山火事ではないようだ。割と大きな木だったので落雷の痕跡かもしれない。

 刺潅木もやがて無くなって歩きやすくなり、そのまま県境稜線へ突き上げる。道の存在は期待していなかったが県境尾根上も踏跡なし。ただしここも藪のない植林帯で道など無くても歩きやすかった。

 南へ少し進むと石尊山山頂。周囲は植林に覆われて展望はない。ここも3D標識が生き残っていた。他にも手製の山頂標識がいくつか。ここは茨城県でもあるので茨城の人が付けた標識があるかもしれない。

 帰りは往路を下る。最後まで尾根通しに下ると往路よりもやや南を進んだようだ。開けた場所に出たと思ったらそこは墓地。車道から墓地へと続く道を辿って車に戻った。

 

都道府県別2000m未満山行記録リストに戻る

 

2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る